焚き付け

主に日記を書く

サフラン

 7月と8月の合併号とする。夏なのだが、意外とまとまった休みが取れなかったので、そこまで文章量が多くならないと予想する。

 この2ヶ月のメインコンテンツは2回の北海道、あとは細かい旅行。7月に入ると各種果物のシーズンが本格化するので、そちらメインで近場の旅行も増えてくる。個人的には大石早生が店に出始めたら夏の始まりだ。梅だと少し早い。まあ大石早生でもまだ梅雨時なのだが、梅雨時は晴れれば夏みたいなもんなので、このあたりから気分的には夏だ。

 

○北海道 pt.1

  この時は道内のまんなからへんを巡った。面子は以前と同じ、pとm。

 初日は休みを取って金曜日、朝の同じ便でpと新千歳へ。mはこの日仕事なので、富良野の宿で合流だ。そのため、この日は新千歳で車を借りて札幌で返し、そこからどうにかして富良野に向かう行程としている。

 まずはノーザンホースパークへ。この日は何周年か何かのイベントをやっており、入場無料だったのだ。何があるのかよく分かっていなかったが、どうせ多少は名のある馬がいるだろうと思い行った。予想通り、厩舎にはブラストワンピースやラストインパクトなど自分の知っている馬が数頭。流石に超が付くほどのビッグネームはいなかったが(ブラストワンピースに超はつけられんだろう)。あとはウインドインハーヘアが出払っていたのが残念。厩舎以外はウォークんぐマシンとか展示室とかセレクトセールとかで使われるオークション台とか、そんな感じのを見て撤収。

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 続いて、東へ進んで夕張へ。道中、川端のポイントショップにも寄る。このコンビニは本当に情報が出てこないのだが、まだ元気にやっているのは何よりだ。

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 夕張では、シューパロダムを見て(5年ぶり再訪問)ダムカードなどもらいつつ、その後大夕張の廃集落へ。町の感じはまだ結構残っていたが、あまりこういう新しい廃墟は訪問したことがなかったので結構新鮮味があった。昼飯は夕張の駅の横のカフェで。pは以前来たことがあったらしい。その後、自分の希望で近隣の安夕張メロン探し。そこそこ回って、最終的に一番安いスーパーで、個選1個430円。直売所で700円くらいのちょっといい共選もあったのだが、ちょっと悩んでいる間に他の客に取られてしまった全体的な印象としては、やはり市街中心のロードサイドが高い。

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 昼も過ぎたので、ここからは車を返すため札幌に戻る。その道中、時間はあまりなかったが、真駒内滝野霊園に立ち寄った。ここは名前の通り霊園なのだが、謎にモアイとかストーンヘンジとかを模した墓があるのが特徴だ。ここに行きたかった理由は、2015年の2月にやった天体のメソッド聖地巡りで唯一行き残した場所だったからだ。そして、この2015年2月の旅行は友達の友達でしかなかった自分とpの初めての旅行でもある。あれから7年半も経ってしまったが、ようやくこれで忘れ物が回収できた気分だ。

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 札幌で車を返し、富良野行きのバスを予約。なんかのアプリを使った記憶がある。夕飯を食べる時間はなかったので、セコマでちょっとだけ買い物をしてからバスに乗り込んだ。数時間で富良野へ。宿でmと合流した。安宿だったが、風呂は隣のホテルの入浴券をくれたので広々。あまり大した風呂ではなかったが…。

 

 翌日。朝飯は自分とpだけ近くでモーニングを食べた。最初どこなのか全然わからなかったが、開いているのかもよくわからんゲストハウス風の場所だった。北欧系の白人女性がオーナーのようで、値段は高かったが強そうなものが出てきた。味は良かった。宿に戻ってからメロンも切って食べた。少し過熟気味だが、やはりうまい。まあ、夕張メロンだから美味いというより適切な時期に食べるメロンだから美味いのだが。

 この日はmの車で回る。目的地は芦別のカナディアンワールド。半分廃墟みたいなカナダのテーマパークだ。訪問客よりスタッフの方が多いのでは(どちらも数人)というほどだったが、良いところだった。もはや収益を上げる方法もないようなところだが、よければ行ってあげてほしい。

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 結局内部はほぼ何もなくて時間を潰すほどのものでもないので、ほどほどに散歩して撤退し、芦別の市街で昼飯にした。芦別ということでガタタンの店に行ったのだが、自分だけ普通のガタタンではないやつを頼んだ記憶がある。いずれにせよ味は良かった。

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 その後、歌志内、砂川と回って滝川の宿へ。晩飯はmの希望により松尾の本店だった。案外空いていた記憶がある。

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 翌日はこの周辺のあまり何があるのかよくわからないゾーンをこまごまと攻めた。まずは雨竜のひまわり畑とその周辺施設へ。道の駅で謎のオリジナルソングが流れており、spotifyに収録されていたので何となくプレイリストに入れておいた。雨竜はいつか雨竜沼に行かないといけない。

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 昼は秩父別へ。昼飯は謎のオードブル付き寿司屋だった。1000円でなかなかうまい。その後秩父別カーリングセンターに行き、ユニカーリングなどで遊んだ。ここは1時間200円でとても安いが、ユニカーリングや卓球などの遊べる道具は値段相応の質。冬はもちろんカーリングができる。北見より穴場な気がする。
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 この後、旭川で白いたい焼きの生き残りに行き、旭川空港から帰った。白いたい焼きってもはや既製品だからどこでも売れる気がするのだが、どうして他のところで売らないのかもわからないし、どうしてこれほど売っているところが少ないのに終売しないのかもわからない。
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 今回は北海道の中でもかなり目立たない場所を重点的に回ってみたが、案外しっかり調べると見どころがあるものである。まあ北海道なので失敗する方が難しい。

 

会津

 ここから先は8月。18きっぷシーズンであり、翌日の天気が良さそうなので思いつきで会津に行った。例によって桃を買いに行くのがメイン。

 始発に近い電車で一路北へ。そういえば最近山に登っていないなと思い、急に磐梯山に登ることにした。郡山で針路を西へ、猪苗代で降りた。天気は抜群に良い。とことこ歩いて行こうとする自分を尻目に、山姿の数人がタクシーで颯爽と消えていった。

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 1時間ほど歩くとスキー場に着き、そこから登り始めとなる。スキー場なので急傾斜だが、特に難所はなくどんどん上がっていく。やがて尾根に出ると裏磐梯の湖が見え、そこからもう一息で山頂へ。素晴らしい天気だが、あまりにも暑い。もと来た道をそのまま下山。駅までの道路歩きが地獄だった。
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 猪苗代で夜に祭りがあるらしい。それまで時間があるので、会津若松に出ることにした。駅前の食堂で蕎麦を食べ、産直で桃を数個買った。本当は農園とかで買いたかったところだが、山に行ったせいで時間がなくなってしまった。
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 その後、風呂に入るため磐梯熱海へ移動、駅前の元湯に入った。ここは30℃より少し高いくらいのぬる湯で、この時期に入ると最高である。いつまでも入っていたいところだが、祭りもあるので1時間足らずで撤収。
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 猪苗代に戻り適当な場所で晩飯、その後、祭りを見に行った。小さな祭りで、松明を持って練り歩くのがメインらしい。あとは中央で出店が出たり。夕方になるとだいぶ涼しくなってきて、こういう気候の中だと手作り感のある祭りはよく映える。祭り本体の規模が小さくなればなるほど背景の重要性が際立ち、それによって全体として受ける印象は大きく変わるものと思う。
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○Fuji

 父親にだいぶ以前から富士山に登りたいから連れて行けと言われており、今回ようやく実行することになった。富士山は高校の時に有志の学校行事で登ったことがあるのだが、天気が微妙だったこともあって凡庸な山と評した記憶がある。なのであまり乗り気ではなかったが、まあ孝行ということで行った。

 前日に父親が家に泊まりにきて、家からレンタカーで向かった。ルートは人が少なそうでかつそこまで長くない須走だ。

 内容に関してはあまり書くことはない。父の荷物を割と肩代わりしたが大したことはなく、まあ淡々と登るだけだ。むしろ、以前と評価が変わってトレーニングにちょうどいい山だなと思った。夜は本八合かどこかで泊まり、未明発で山頂へ。天気はだめかと思われたが、何とか遠くの雲が切れて御来光を望むことができた。むしろ、雲海で非常に良かったとすら言える。まあよい孝行になったことだろう。

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○峡東

 桃第二弾。あまり書くことはない。桃と書いたがメインはりんごの様子見で、韮崎のやや上の方に行った。産地としては津金が大きいしはずだが、そこまで行く大量はなかったので手前で止めておいた。

 結構歩き回ったがりんごも桃も買えるところがあまりなく、結局新府のよってけしで買った。桃が大玉6個入りの箱で700円くらいと、あとはつがる姫。その後いつもの塩山温泉のぬる湯に入り、勝沼まで散歩してから帰った。乗り換えが発生したため大月にも寄る。

 今回は全体的に不完全燃焼感が強く、まだ山梨での桃購入の正解を見つけられていない。少なくとも韮崎周辺より、一宮とか石和に行ったほうが良いのだろう。引き続き来年も買いに行けば良い。

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○その辺

 その辺を散歩した。特に大したことはないので写真だけ上げておく。1枚目のコンビニはおそらくパートナーショップなのだが、このコンビニはなぜか共通のロゴを用いることがなく、またこの店もやまとやなのにロゴはhyであり、謎は深まるばかりである。

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 ここ数年と違い、あまり休みを取らなかったので外出も少ないように見える。出かける場所が減ってきているのもあるが、もう少し休めば良いと言う説がある。来年あたりから、そろそろ伊豆諸島を解禁したい。