焚き付け

主に日記を書く

五つの橋

 6月。あまり何をしたか記憶がない。と思っていたが、ちゃんと2回旅行に行っていたようだ。他のことはよく覚えていないので、この2件だけ書いておく。

 

○香川

 初週の週末に行った。もともと法事で関西に帰省する用事があったのだが、そのついでだ。特に何も考えていなかったのだが、pが食いついてきたのでついでに旅行することにした。

 行く場所もあまり考えていなかったのだが、ふとサンライズの予約状況を見てみると、シングルツインが空いていることが分かった。この時期時勢もあってのびのびとかなら割と恒常的に空いているようなのだが、シングルツインが2日前に空いているのは珍しい気がした。値段は上がるが、ちょうど二人だしせっかくだから寝台に乗りたいというのもあり、取ることにした。関西への戻りやすさも考えて行先は香川に。

 金曜の仕事終わり、東京駅に出て特急券と寝台券を発行した。で、ここでは乗らずに一旦横浜へ。時間が余っていたのと単に横浜から乗ったほうが安かったからなのだが、東京で乗っても良かった気がする。横浜駅の近くのスーパーで買い出ししてからpと合流して乗車した。

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 とりあえずはベッドの下段を解体して座席に戻し、適当に買ったものを食べながら過ごす。京阪とかでもそうなのだが、ダブルデッカーは下段のほうが好きだ。駅のホームを低い視点で見られるのが良い。それが深夜の東海道線ならなおさらだ。熱海か静岡のあたりまでだらだらと過ごし、それから自分は上に、pが下に分かれて寝た。と言っても、浜松くらいまで起きていた記憶がある。
 起きるとちょうど京都駅だった。景色で一瞬で判別がついたことには自分でも驚いた。そこからは早朝の京阪神の風景を寝ころんだまま眺める。あまり言葉にできないが、非常に感慨深い。特に明石海峡のあたりが良い。姫路を過ぎたタイミングで起きていたpを上に呼び、瀬戸大橋は備え付けラジオから流れるチャイコフスキーを聞きながら過ごした。無駄に優雅。

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 高松まで向かわずに、坂出で降りる。駅前のイオンはまだ開いていなかったので、先に街歩きをする。まず行ったのは讃岐民芸社という会社が入っているらしい建物。下の写真1段目になるが、見ての通りカオス建築である。何がどうなってるのかよく分からなかった。見ていて不安になるのだが、この建築大丈夫なのだろうか。

 続いて、2段目の坂出人工土地に行く。写真にうまく収めるのが難しいのだが、要は団地の屋上が庭園になっており、さらにその上にも住宅が建っているという感じで、要は屋上がそのまま陸上みたいになっているということだ。全体的に古びてボロボロになっているのも合わせて、かなり見ごたえがある。ここはかなり楽しい。

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 朝食のため、近くのうどん屋に行く。いきいきというやたら親近感を感じる名前だが、あまり大したことはなかったと記憶している。なんか塩気が強かったような気が。朝だから余計そう感じた可能性もあるが。ところで回転寿司屋といい香川はいきいきが好きなのだろうか。

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 いい感じの時間になったので、ちらっとイオンの中を眺めてから高松に向かうことにする。見ての通り元サティである。あまり見れていないが内装自体はそれほどサティ感が無かった記憶がある。横にマルフク営業所の看板跡もあるのだが、心の目で見なくても見えるタイプの看板が2個もあるとだいぶ嬉しい。

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 実は電車で高松に来たのはそれこそ高校生以来な気がする。なぜか四国をほとんど鉄道で回っていない。というか、いつも電車の旅行は東ばかり行っていた気がする。今になってみれば、陰陽間の町とか、まだまだ中四国に行けていない場所がたくさん残っていることに気付いているのだが。高松駅は前来た時の印象とそれほど変わっておらず、ターミナル感があって良い。

 駅を出て、高松港の桟橋に向かう。結構長い桟橋で、先端に玉藻灯台というのがある。玉藻といえば、この前リブドル!が日本から撤退して中国国内に専念することが発表された。一応、そういう文脈で訪問している。ちなみに、近くに玉藻公園もある(入場料を取られるので入らなかった)。

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 続いて、東の方にあるエレメントに向かった。ここは確かやたらレトロゲーがいっぱいあるタイプの雑貨屋だった気がする。気がする、というのも入れなかったからである。やっていなかった、ではなく入れなかった。ドアは開いていて中のゲームも明らかに稼働しているのだが、なぜか入り口が入れないようにされていた。あれはなんだったんだろう。

 やることが無くなった。とりあえず、商店街に行くことにする。高松中央商店街。ガラス張り天井の巨大なドームで覆われた広場を中心に、四方にパサージュが伸びている。非常に立派だ。なんとなく、きれいな木屋町という感じがする。非常に賑わいがあり、四国の第一都市(諸説ある)としての威厳がある。

 昼飯を食べにたこ焼きマークンに行くことにした。ちょっと遠いので、琴電に乗る。花園駅の近くで、ここで食べてそのまま栗林まで歩いて徳島方面に抜けようという戦略だ。が。二人して寝坊した。起きたら木太東口。片原町から乗ったから2駅しかなかったのに、2駅乗り過ごすという暴挙。何やってんだか…。次の電車が結構先だったので、全力で歩いて復帰した。何を頼むかは悩んだが、無難にたこ焼きうどんにしておいた。意外とうどんがおいしく、朝のいきいきより良かった。あとたこ焼きが地味にイイダコだった。pは確かたい焼きうどんを食べていた気がする。

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 栗林駅から電車に乗って、讃岐白鳥へ。ここの目的地は日本一低い山(諸説ある)の御山で、標高確か2m。まあ普段登山をやっている自分なら楽勝…と思っていたのだが。なんでも年1の松枯れ防止薬剤散布で立ち入りが禁止されており、登頂はおろか入山に失敗した。山高き故に貴からず。

 時間がややあるので、意味もなく海を見に行ったり、最近なんとなく集めているn番の名を冠した飯屋看板を見に行ったら更地だったりそのあおりを受けて100円のたこ焼き屋に間に合わなくなったりした。次はお隣の引田へ。

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 引田という町についてはよく知らないのだが、歩いてみると結構歴史のある町のようである。醤油蔵がいくつかあるようで、醸造で栄えたらしい。井筒屋敷という交流館的な物産所的なところがあり、生花展かなにか(忘れた)をやっていたので眺めていった。その横には東かがわ手袋ギャラリーというのがあり、ここが今回のメインどころ。入ると電気がついていなかったのだが、横で作業していたおばちゃんに声を掛けたら大丈夫であった。中はいろいろな手袋を飾ってあるのだが、展示がかなり斬新である。ややホラー。いかにもB級なのだが、オーダーメイド手袋を作った時に取ったスポーツ選手の手形とかも飾ってあって、実はけっこうすごい場所である。

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 余った時間で町を歩く。全体的に古めかしい雰囲気だが、これくらいが一番好みではある。和菓子屋がやっていたので入ってみると、和三盆の店だった。和三盆アイスと土産の和三盆を買った。pはポケモン型の和三盆を買っていた。味はというと、まあ上品でなめらかな砂糖であり、若干でんぷんっぽい感じがするというくらいか。おいしいが、当然砂糖のほうがコスパに優れる。総合的に見れば、食べるなら黒糖かグラニュー糖が良い。

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 普通列車がしばらく来ないので、特急で徳島に移動した。予定ではここから船、南海と乗り継いで帰るつもりだったのだが、思ったより遅くなったのでバスで神戸に出ることにした。1時間半ほど余裕をもって、その間に駅前の元そごうを探索したり、東大本店で晩飯にするなどした。ちなみに東大は3件くらい空いていなかった後にたどり着いた場所であり、いわば滑り止めである。実は初めてなのだが、卵と米が無限に食えるので非常に良い。といってもすぐお腹一杯になったが…。その後バスで神戸に出て、なぜかその日のうちに関東に帰ることにしたpと別れた。自分は実家に戻り、翌日の法事に出てから帰宅した。

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 簡単に総括すると、サンライズが非常に良かった。初めてでいきなりシングルツインに乗れたというのが結果として成功だったとも思う。今後、単独でのびのびでも乗りたいものである。実は四国はまだほとんど電車で回れておらず、複数人で車ばかりである。よって、大都市に単独で訪れていない。どれもこれも大学の時に東北志向だったためなのだが、もっと四国に行かねばならぬ。

 

○北

 大学同期のmが仕事の関係で道東に住んでいる。そんなわけで、pとnといういつもの面々と一緒に会いに行ってきた。金曜に有休を取って3連休にしている。

 朝、出発の時スニーカーが無いことに気付いた。この原因は上の香川のやつで、実家に戻った際に法事のため靴を入れ替え、その際にもう古いからと捨ててしまって履き替えた革靴で帰った来たためだ。代替となると、常識的な範囲で登山靴、サンダル、革靴の3種類。若干悩んで、サンダルで行くことにした。

 成田空港ではpが同じ飛行機だった。さっそくサンダルで来ていることを突っ込まれる。新千歳に着いて、ちょうどすぐ快速エアポートが出そうだったのでpとはほとんど会話もせず分かれた。pはバスで帯広に向かうらしい。

 適当に電車に飛び乗るあたり予定は何も決めていないのだが、とりあえずの方針として南千歳のレラで靴を買うことにした。大昔に行ったことがあったので、幸い駅から近いことを記憶していた。ちなみにレラはアイヌ語で風という意味である。宮西健礼「銀河風帆走」に登場するキャラクター名でもある。開店すぐに加えて感染状況がそれなりなこともあって、中はガラガラだった。ABCマートに入って15分くらい悩み、2990円の知らないブランドのスニーカーを買った。釈明しておくと、安かったからではなくこれが一番履き心地が良かったからである。といっても、自分が知らないだけで別に無名ブランドでもないらしいが。店員にここで履き替えるから箱はいらんと言うと怪訝な顔をされた。

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 南千歳の駅に戻ると、ちょうど良さげなタイミングで特急が来るようだったので、それに乗ることにした。この区間ももう先細っていく一方だろうと思い、乗れる場所は各停で行きたかったので、後続の時刻表を確認しつつ特急券新得までにしておく。最近はちょこちょこ特急にも乗っているが、やはり快適である。金銭感覚が若干成長している。

 新得では次の始発各停が出るまで15分くらいある。まず、駅の蕎麦屋で次の列車の発車時間に合わせてそばを作ってもらうよう依頼し、ぐるっと駅前を歩く。特急停車駅とは言え駅前に見るべき場所は特にないが、フクハラでリボンナポリンを買った。せいぜいポケふたがあったくらいか。買っていたら結構時間ギリギリになったが、なんとかそばも購入して列車に乗り込む。以前ここに来たのは2015年の夏に2429Dに乗った時以来で、あの時は多くの客が電話予約してここでそばをもらっていたのを見て(18きっぷの5分の1近くするので)腹が立っていた記憶があるのだが、それを完全に払拭した。ちなみにあの時自分はさらに釧路から乗り継いで東根室まで行ったのだが、他に根室に向かう客が一人もいなかったので所詮その程度かと勝手にキレていた思い出もある。そばうまい。

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 この後の時刻表を見ていると、芽室で20分の停車があることが発覚した。せっかくなので途中下車でもするかと地図を見ていると、20分あれば隣の大成駅に行けそうだなということに気が付いた。伊那上郷のやつがおそらく有名だが、降りた電車に走って追いつくやつである。ゆいレール牧志安里間とか、飯田線の他区間でもできるんじゃないかと思っている。当然、やらない理由はない。

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 芽室に着いてすぐ、駅を出てダッシュ。北海道なので道に迷う心配もなく、まっすぐ東に走ればよい。川を渡ったところで地図を再確認し、北に折れて大成駅へ。結果は成功。1分ほど時間が余った。千歳でスニーカーを買ったことが勝負を分けたと思われる。

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 当初は完全にこれに再度乗って帯広に出るつもりだったのだが、なんとなくもう少し歩こうかという気分になったので、結局乗らなかった。運転手も何やってるんだと思ったことだろう。大通りに戻って東に向かい始めると、すぐにインデアンを発見。さっきそばを食べたところだが、カレーくらい行けるだろということで入った。初訪問。一番安い基本のカレーを食べて退店。完全にファストフードとして成立しており、よくやっている。さらに隣に道の駅があったので、アイスも買った。ヨーグルトとルバーブ。見渡すとジャガイモ畑が広がっていたので、県道から1本逸れて畑の中の道を歩いた。振り返ると背景には十勝連峰が広がり、大変優れた眺望である。農業王国十勝の力を感じる。

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 順調に歩いて帯広市内へ。道中、今回の旅行で初めてのセコマに出会ったので、さっき食ったばっかだぞと思いながらアイスを買った。次の列車で帯広に出ようと西帯広の駅へ向かうが、駅は学生でごった返していた。近くの三条高校だろうか。次の列車は幸い2両だったが、それでもすし詰めになる。むしろこっちが申し訳ない。柏林台で大量の学生が降りるのにやたら時間がかかったのち、帯広駅へ。実は初訪問だ。

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 まだ時間があるので、適当に散歩する。地図にあったイーストモールまで往復した。ここはツルハとマックスバリュがあるが、ツルハの看板が古いタイプのもので良かった。駅に戻ってくると、nもやってきたらしいので合流して宿へ。晩飯の話になり、駅前のふじもりに行きたいと主張したら通ったので、店でpと合流することにした。宿のすぐそばにクランベリーの本店があるので寄った。もうすぐ閉店で、晩を食べていたら間に合わないためだ。せっかくなのでスイートポテトを買い、またかよと思いながらソフトクリームも買う(クランベリーの普通のソフトクリームは150円で、日本で最強のソフトクリームの一角である)。ふじもりはファミレスなのだがインデアンの発祥の店で当然インデアンも食べられる。自分はもうさっき食べたので、定食にした。なぜか最初に水と一緒にメロンソーダが出てくる。

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 自分は銭湯に入りたかったので、食後に二人と別れて単独で入りに行った。駅の東のアサヒ湯というところで、モール泉がドバドバとかけ流されていて非常に良かった。宿に戻るとこの日普通に働いていたmも到着しており、翌日の予定を考えつつスイートポテトを食べて寝た。

 

 翌朝。朝食を食べに公設市場に向かった。なんでもここの朝定食が非常に強いらしいのだが、寝坊して到着が遅れたのでほぼなくなっていた。周りが仕方なく普通の海鮮丼を頼む中、自分だけ唯一残っていた週末限定海鮮天丼を頼んだ。味は良かったしコスパも良かったのだが、朝から胃は死亡した。

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 この日は北に向かうことになった。層雲峡を抜けて、旭川に出る行程だ。まずは、道中のタウシュベツ橋梁を見に行く。2017年に知床に行った帰りに直下まで見に行ったことがあるが、今回は林道の鍵もないので展望所から見るだけ。半分だけ頭が出ていた。毎年毎年もうだめだと言われ続けているが、いまだに崩壊する気配はない。写真が発掘されたので、17年に直下で撮ったものも載せておこう。

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 三国峠でちょっとだけ休憩してから層雲峡へ。実は初めてである。17年の行程を完全には覚えていないのが、通っているはずなのだが…。スルーしたんだろうか。昼飯の時間なのだが、あまり良い店が無い。悩んだ挙句ラーメン屋に入ることにしたが、自分は朝大量に食ったこともあったので入らずに外で昼寝した。食べ終わってから合流して銀河、流星の滝を見に行く。最近銀河の滝で滑落事故があったらしく、注意喚起の看板があった。なんでも登攀中にカムかナッツが外れて重症とのこと。市井の場でカムやナッツといった単語を見ることに妙な感慨を覚えるとともに、よく重傷で済んだなと思う。さらに少し戻って大函というのも見に行った。北海道ではゴルジュのことを函というが、まさにその通り。それよりも近くのトンネルが非常に雰囲気がよく記憶に残っている。ここからずっと遊歩道が伸びていたらしいが、今は封鎖されている模様。

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 市街のほうに戻って温泉に入る。黒岳の湯という日帰り専門のところにした。確か600円。大変良いというほどではないが、硫黄臭が強くて良かった。休憩所がやたら広く、pと黒ひげ危機一髪で勝負して負けた記憶がある。

 

 続いて上川へ。ここで見たい物は特になかったのだが、もうすぐ17時だったので時報を聞いていくことにした。時間までセコマで昼飯代わりの唐揚げとアイスを食べる。調べた限りでは家路とのことだったのだが、実際に流れたのは夕焼け小焼け(新音源)だった。あと思っていた場所と違う場所から鳴った。

 もうすぐ日が落ちるのでそれまで有効活用しようと、適当にあたりを見る。まず近くにあった大上川神社に行き、その後車でエスポワールの鐘というのに行った。大上川神社は典型的な北海道の神社で、それ以上のコメントなし。エスポワールの鐘はよくわからんが面白かった。やたら存在感がある。どうも実は展望台らしく、17時までは登れたようだ。惜しいことをした。

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 完全にやることが無くなったので、旭川に向かう。この日の宿はbooking.comか何かで予約したアパートの一室だったのだが、鍵の入ったキーボックスの番号が全くわからず、管理会社に電話する羽目になった。予約サイトには受付メールに書いてあると書いていたのだが…。30分近くロスる。そのせいで8時が近づいており、急いで晩飯を食べに行くことになった。結局、適当なジンギス屋に入って食べた。店員との相性がやたら悪く、自分の発言が店員に全て間違った方向に取られてこいつ馬鹿なんじゃないのかという目で見られたのがやたら腹が立つ。その後イオンとセコマで買い出しして寝た。

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 翌朝。天気が微妙である。この日はmは帯広方面へ、自分たちは新千歳に行かないといけないので、占冠まで運んでもらって離脱することになっている。となると行く場所はやはり美瑛、富良野になる。美瑛の丘シリーズを見て、7月から有料になるらしい四季彩の丘を見て、まだ咲きかけのラベンダーを見る。その後チーズ工房でピザとアイスを食った。まあ一般的なので書くことはない。あえて言うなら、富良野スキー場周辺の外資に買収されたゾーンの現地指導をしたくらいか。

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 これでいい時間になり、あとは占冠に向かってmと別れ、特急で新千歳、飛行機で成田に戻るだけ。成田の王将で晩飯を食って解散した。

 やはり北海道に知り合いがいるというのは大きい。特に冬はなかなか大変なので、できればいるうちに再訪問したいところである。冬の北海道を2014年以来味わっていない。あの時は稚内洞爺湖が中心で、道東には行っていない。冬の道東、特に釧路に行かねばならぬ。

 

 労働とかについては特に記憶が残っていない。5月が妙に忙しく、6月は若干マシだったような気もする。遅れているのでそれ以外の点については触れずに今月分はこれで終わり。