なかなか書こうという意思が起こらないまま10日が経過してしまった。
何度か下書きを書いたものの、書き出しすら満足に書けず諦めること数回にしてようやくまじめにやろうと思ったところである。やる気がないなら書かなければ良いじゃないかというのはその通りだが、この日記を始めた理由は文章を書くことそのものにあるので、やる気に関わらず書く必要がある。ちなみにこれはその他の下書きに対してもそうで、本来ならもう完成していたはずのガルラジ感想集は未だにただの1チームたりとも書き終えておらず、トライナリー雑感はまたもや機を逃してタイトルから変更する必要がありそうである。
研究室に謎のネパール人が何人かやってきたので研究について発表した。発表は当然英語であり、あまつさえ語学力が終わっている上にそれを補うための原稿の準備すらしなかったのでお通夜になったのは言うまでもないが、向こうのネパール人が気を遣ってくれて非常に簡単な質問しかされなかったので非常に悲しい気分になった。向こうが攻撃的だとこちらも攻撃的になれるので良いのだが、気を遣われるともはや気勢を削がれてなにもできなくなる。流石にこれは問題だと思ったので次回はまともに原稿のようなものを作っておこうと思う。
研究については思うように進んでいない。いや、思うよう以前に本質的な進行の方向性すら見えていないというのが正しいだろう。今のところ小手先の操作で進捗のようなものを見せてはいるが、これだと行き詰まるのは時間の問題である。前々から自分の研究にあまり新規性がないのが悩みではあった。学部の頃はやる気があったので、今思えばあまり筋は良くないがそれなりに新しいことをやったりしていたのだが、あのやる気は時間とともに消滅した。新規性のない研究というのはそもそもおかしくて新しい切り口を見つけない方に問題があるのだが、それはそうとしても新しいことができる余地が少ないものだって存在する。
まあこういう愚痴はこの程度でやめておこう。今後、研究としての実質の進捗を生みだすためにやや忙しくなることが予想される。やる気が出ないだけで別に嫌いというわけではないので、のんびり取り組みたいところだが…。そんなことを言っている一方でマインスイーパのスコアが伸び、遂に1分台に突入した。写真を見ればわかるが、どうも1か月に2,3秒程度ずつ伸びているようである。が、この調子では卒業までに100秒切りは厳しいかもしれない。
○釣り
前回の釣りで無事友人が釣りにハマったので、また行ってきた。今回もやはり根魚と小魚狙いだったのだが、またしても根魚の気配がない場所だったどころか小魚すらほとんどいなかった。最終的に場所を変えたら丁度イワシの回遊があったおかげで助かったが、危ないところであった。イワシをフライにすると美味い。
前回買った安物竿だが、どうもラインの滑りがあまり良くない。どうせ一時的な凌ぎのものとして用意したつもりだったが、まともなものを買う必要がある。幅広く使えるエギングロッドか操作性の良いアジングロッドが候補だが、いまのところやや悩んでいる。あとはラインも現在太めのナイロンしかないので、PEを1セット用意しておきたい。自分は普段根魚狙いなのでこの取り合わせで問題なかったのだが、人と行く時のことを考えるとこの辺りも用意しておくべきだろう。
○山陰
友人に大山の紅葉を見に行こうと誘われて行ってきた。結果的にガスっていたため大山には登らずその辺を観光して帰ってきたのだが、なかなか充実していた。初日は何も考えずに適当に観光しながら移動するだけ。結局津山の鉄道館を見て、その後道中にあった久世の廃校に寄るとその日祭りがあるということだったのでそれも見学してから鳥取に向かった。この祭り、はじめて知ったが岡山では有名な祭りのようである。道路沿いに向かい合って屋台をぶつけ合う祭りで、角館や灘の祭りが簡易化された感じである。その後入山点付近まで行ってその辺で買った野菜を鍋にして食ってから就寝。
翌日は起きたら山頂にガスがかかっているのがはっきり見えたので、登るのはやめて境港で朝食を食い、そのままの流れで美保関に行った。美保神社ではちょうど神楽の時間で、これはなかなか良かった。この辺りの漁港も非常に雰囲気が良い。その後湯原温泉の露天風呂に入ってからまた津山に戻って津山祭りを見物した。こちらは着いた時間が遅くあまり良く見られなかったが、恐らくメインの神輿と屋台が動くところは見た。その後は火縄銃の演武(?)もあり、こちらはなかなか見ごたえがあった。その後なんかの鉄道の廃駅を見て最後に西はりま天文台で見学会に参加してから帰宅した。星はあまり大したことがなかったが、望遠鏡などの施設はなかなかかっこよかった。巨大な構造物がゆっくり動くのは良い。結果的に柔軟な行程にしたおかげでなかなか満足のいく旅行であった。
写真を一部だけ載せておく。