焚き付け

主に日記を書く

粘土板のかけら

 9月。今年もここで休みを取ったので、旅行が多い。宮崎の旅行記は前に上げた通りで、他にも恒例の夏休みイベントがある。こちらも本当は独立記事で良いのだが、もはや9月の日記に書くことが何もなくなるので、日記として書く。実態は独立記事である。

 

○なつやすみ2022 

 今年は最初北海道を旅行、その後岩手に入って沢に行った。早速内容に入る。

 

9/3

 朝一の便で釧路へ。今回は(も?)pが同行。釧路空港は初めてだった。空港でレンタカーを借り、出発。とりあえず市街地に行って、ジョイパックチキンで昼飯にして、その後パティスリーミルミルでアイスを食べた。ジョイパックチキンはコンボ的なのをシェアしたら普通に食べきれなかったので、車に持ち帰って翌日食べた。まあまあ美味しいがよくあるチキンではある。パティスリーミルミルは完全に名前で選んだ。が、非常に美味しい上にコーンが選べてしかも量も多かった。北海道のアイスはミルク系が多いが、ここはしっかりバニラビーンズを効かせていて、さすが洋菓子店。


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 この日の宿を根室に取っているので、釧路は早々に抜けて東に向かう。44号を通るのが早いのだが、それでは面白くないということで、海沿いを回る道道142号を選択した。この道は非常に難読地名が多いことで有名。景色も良かったしこのチョイスは良かったと思う。今思えば、仙鳳趾で牡蠣でも食えば良かったかもしれない(時間の都合スルー)。

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 途中でpに運転を代わったりまた戻したりしつつ、一気に根室へ。根室市役所で最東端到達証明書が無料でもらえるので、滑り込みでもらう。そのまま、地下のタイエーへ。実は今回根室に来た最大の理由はタイエー巡りなのだが、根室市役所が空いている時(=平日9-17時)しかやっていないこの店が最も到達難易度が高い。とりあえず、ここをクリアできたのは大きい。

 日没まであまり時間がないので、ここから一気にノサップ岬へ。なんとか間に合った。確か3回目のはずなので、それほど感慨もない。

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 根室市街の方に戻り、花咲の港のあたりにある民宿に向かった。ちょっと散歩してから夕食。値段の割にやたら豪華そうだったのでこの宿にしたのだが、実際とんでもない量出てきた。これで1食分。花咲蟹1杯丸ごとにそこそこなサイズのホッケ1枚はおかしいよ…。花咲蟹と素手で格闘した結果手がボロボロになった。おいしかった。

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 食後、まだ時間があるので、車でイオンに向かった。いうまでもなく日本最東端のイオンである。ちなみに元根室ファミリーデパート。ゲーセンのロゴだったり、その辺りの古さは感じられる。日本最東端のゲーセンもここなのだが、もう閉まっていたので翌日再訪ということになった。物色だけしてタイエーでアイス等を買い、宿に戻って寝た。

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9/4

 起床して朝飯。こちらは常識的な量だった。f:id:snwchkrn:20220309234825j:image

 宿を出る前に、港で朝の時報を聞くことに。港はサンマの水揚げで大忙しだった。水揚げしたサンマをフォークリフトで市場に運んでいたのだが、ウミネコがそれを横から奪いに来ていた。実際そこそこ奪われているのだが、サンマは大量にあるので運転手は気にもしていない。そんな穏やかな光景の中、ウミネコの鳴き声に混じって時報が聞こえてくる。曲は「ここに幸あり」。作曲者が根室出身らしい。ゆったりしたメロディにウミネコの鳴き声が混じり、今まで書いた中で最高の時報体験だったと思う。ガイア幻想紀サウスケープのBGMを思い出した。また聞きに来たい。

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 宿をチェックアウトして、根室市街へ行く前に花咲駅跡を見に行く。駅名標が在りし日の花咲駅になっており、もの悲しい。しかし路線の名前になっている割にしょぼい駅だし、そもそも町と離れすぎている。そりゃ無理だろう。

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 残りのタイエーを巡る。行って分かったが、実は全部行ったことがあった。ちなみに一番品揃えが充実しているのは本部ではなく西浜店。まあとにかく2周完了。以下写真。

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 9時になったので再度イオンへ。ゲーセンが10時からだったので、ちょっとだけ時間を潰す。開店してさっと中を見て、何もせずに撤収。

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 この日は道東の僻地に住んでいるmと合流して屈斜路湖のプリンスに泊まることにしていた。どういう経緯か忘れたが昼に中標津で合流ということになったので、急いで向かう。道中は通りすがりに奥行臼で駅逓跡と廃駅を見た程度。

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 昼過ぎに中標津の公園でmと合流した。7月にも帯広で会っているので特に久しぶり感はない。mは暇だったのでわざわざここまで来たらしい。昼は蕎麦屋。無難においしかった記憶がある。というかそばの良し悪しがあまり分からん(悪しは分かるか)。

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 昼飯後、東武サウスヒルズへ。中標津を、いや北海道を代表する商業施設と言って良い。平面の超巨大モール。自分が一番好きな商業施設の一つだ。今回は2回目の訪問なので写真はない。

 続いて、中標津空港へ。最近pが空港にハマっているらしい。自分も空港は好きだが、コンテンツとして徒歩侵入/脱出をやっているので、ただ寄るだけというのはそこまで。フライトシミュレーターが期間限定で設置されていたので、みんなで遊ぶ。1回100円。最初pがやり、滑走路から外れ離陸失敗していた。離陸すらできんやんと煽りながら次は自分がやる。が、なぜか発進すらできずに終了した。どうして…?バグではないのかこれは。煽った罰を受けた。最後にmがやり、無難に飛行した。その後、空港のそばのアイス屋さんでアイスを食べた。

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 寄り道はこれだけにして、屈斜路湖へ。前も来たと思うのだが、全く記憶にない風景だった。ここにはクッシーというネッシーの偽物がいる。一緒に記念撮影したり、湖畔で温泉を掘ったり。あとは和琴半島を一周したが何もなくてがっかりした。

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 そうこうしているうちにいい時間になったので、摩周の駅の横のカフェで夕食にした。完全に宿と逆方向だが、食うところが無かったので仕方がない。自分はスープカレーを食べたが、二人は別のものを食っていた記憶がある。

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 急に花火がやりたくなったので、近くのDCMで買い出ししてから宿に向かう。一度宿をミスって通り過ぎたらいつまでも転回できるところが無くてえらい目に遭った記憶がある。宿は老朽化がかなり目立っていた。プリンスは場所によってグレードが違うのでよくわからん。まあ相当安かったのでこんなもんだと思っているが。花火は久々だったので結構楽しかった。たまにはこういうのもよい。

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 9/5

 宿のプランで館内利用券が付いていたので、素泊まりだったが朝食に充てた。バイキングだったがまあ普通。例によって昼がいらないくらい詰め込んだ。朝になってから気づいたが、部屋は一応レイクビューだった。個人的にはどうでもよい。

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 pはこの日で帰るので、釧路空港に移動する。途中ちょっとだけ時間があると思っていたので釧路動物園(遊具目当て)に行ったのだが、思ったより時間が無かったので向かいのふれあいホースパークとかいうところで馬にそのへんに生えている雑草をやるだけになった。ちなみに金を払えばにんじんをやれる。ここは写真無し。

 釧路空港に行って、車を返す。空港内を適当に見物してからpとは別れた。ここからmの車で帯広へ。道中、幕別にあるピラ・リとかいう謎の施設に立ち寄った。なんかよく分からんがきれいだった。一体なんなんだろう。ちなみにこれは半年後に知るのだが、実はここアニメの聖地らしい。フォロイーが行っていたので知ったのだが、明らかに見覚えしかない景色が出てきたのでだいぶ笑った記憶がある。

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 ついで、幕別のスマイルパークとかいうところでマンモスの像を見た。道中にあっただけで、ここは完全に寄り道。まあまあ迫力があった。他は普通の公園。

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 帯広に着いて、pのおすすめの店で豚丼を食べた。2時前だったのにやたら混んでいたが、確かに肉が柔らかくてうまい。しかしそんなに並ぶほどか…?

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 その後、クランベリーで150円のアイスを食ったり帯広神社に行ったり、多少時間を潰してからmと別れた。ここからは個人行動。確か特急で南千歳に出た記憶がある。それまで、サンバードで時間を潰した。

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 確か特急で南千歳に出たあとは、そこから苫小牧に出た。確か特急が若干遅延した影響で、乗り継ぎに失敗してえらい待たされた記憶がある。待合室でオリンピックの閉会式をやっていた。苫小牧に出たのはシルバーフェリーで八戸に出るためだったのだが、なんやかんやあってこの日は乗らなかった。確か乗り継ぎに失敗したせいで時間的にそもそも間に合わなかったのだったか…?結局、イオンモール苫小牧を散歩して、近所の公園で寝た。

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9/6

 寒くてろくに眠れなかった。前に行ってあまりおいしくなかった記憶のあるマルトマ食堂が朝からやってきた記憶があったので向かったが、混んでいたのでやめた。適当に港を散歩。定置網か何かの積み込みをやっているのをひたすら眺めていた。順序があるらしく、結構大変そうであった。その後、中央卸売市場の食堂で食べて、競りを遠巻きに眺めて撤退。

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 特にすることもなかったので、鵡川に行った。特に見るものはなかった。にもかかわらず、帰りの電車を逃してしまうミス。結局3,4時間くらいいたと思う。あまりに時間が余ったので温泉に入るなどした。

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 ようやく苫小牧に戻って、さらに乗り継いで西へ。乗り換えの間に、駅前のドンキで充電器か何かを買ったような記憶がある。

 次いで降りたのは幌別。登別の中心部だ。適当に海岸に出たり、駅前のあーにすというショッピングセンターに行ったり。アーニスには図書館も入っており、リサイクル本をもらって帰った。アーニスが結構繁盛していて良い雰囲気だったこと以外、全体的にあまり記憶が無い。

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 次の電車で室蘭へ。駅から遠い苫小牧はやめて、ここから八戸に出る予定である。室蘭は一人で来るのは実は初めてだった。前は確か地球岬だけ見た記憶がある。もうだいぶ足がしんどかった記憶があるが、アークスとコープさっぽろのでかい商業施設を見て、適当に海を眺めて、カレーラーメンを食って、最後にセコマで買い出し。いい時間になったので、シルバーフェリーへ。徒歩客はわずかで、一人で雑魚寝1室独占した。

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9/7

 4時に八戸に放り出された。が、八戸の朝は早い。なので、とりあえず陸奥湊に向かって歩いていけばよい。しかし自分以外の徒歩客はどうするんだろうか…。のんびり歩いて舘鼻で日の出を見る。その後、陸奥湊の駅前朝市で適当に刺身と焼き魚を買って食べた。しかし6時前からすごい活気だ。この時間なら観光客もいないし、かなり雰囲気が良い。また来たい。

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 陸奥湊から八戸線に乗って、陸奥白浜で下車。ここから種差海岸まで散歩した。本当は、体力が余っていれば陸奥湊から歩きたかったのだが…。ただでさえ登山の道具を持っている上に登別で本を積んだこともあって、かなり足が限界。種差海岸は天然の芝生が広がる広々した場所で、かなり良い。

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 種差海岸からまた電車に乗って、今度は種市で下車。駅前に怪しいキャラクターのモニュメントがあった。適当に港に出たり、道の駅に行ったり。堅固な防潮堤が出てくると、三陸に来たなという気分になれる。海の浅いところに沿って磯が削られて直線的な窪みができていたのだが、どうもウニの養殖をやっているらしい。

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 さらに南下して久慈へ。以前南米で発生した地震のせいで電車がすべて止まり、どこにも行けなくなったことがある。その時以来だ。が、ここでは乗り継ぎだけで、ほとんど何もしていない。三陸鉄道で一気に宮古へ。やはり三陸鉄道は人気があるのか、人が多い。

 宮古は実は久慈より最近、2018年に来ている。ちょうどこのブログを始める前の月の話だ。あれは東北の合宿だった。トライナリーの記録で確か東北に合宿に行く前に長野に寄ってサービス終了を迎えたみたいなことを書いた気がするが、それが該当する。

 駅前の和食屋の日替わりが海鮮丼で安かったので、そこで食べた。確か800円くらいだったと思うが、かなり良かった。

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 宮古の駅前にはキャトルという商業施設がある。ちなみに、元サティ。ここが目的だったのだが、ちょうど訪問数日前に1階に入っていたスーパーが閉店してしまった。残念。核テナントが消えて、もう長くないだろうなと思いながらうろうろした。案の定、この数か月後に閉店が発表されることになる。

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 その後は道の駅っぽい市場に行ったり、前回合宿の打ち上げをした無礼講という店(名前だけで入ったが良い店だった)を見に行ったり、本屋でコミックいわてを買ったり、市役所を徘徊したり。役所が駅の裏に移転していた。おまけに隣にでかいウィンズまである。ひととおり散策して、夕方の電車で盛岡経由で花巻に向かった。

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 花巻に到着。もう何度目だ。しかしこれが(今回のような形で訪問するのは)最後だろう。Sが駅まで迎えに来てくれた。あと少ししかいないのに自転車が新しくなっており、聞いたところによるとパンクが直せないと自転車屋に言われたらしい。晩飯のため、今まで行ったことのない飯屋に行った。今まで行った付近の店の中では最も良い店だった。Sはいつも周辺の飯屋状況を酷評していたが、ただのリサーチ不足である。他だと富士大学の食堂が良かったのだが、運営がシダックスに変わってからだめになったらしい。食堂のアンケート欄は非難コメントが並んでおり、一方運営サイドもそんなんだから前の運営は行き詰まったんだと反論していた。

 

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 Sの家はなんか知らんがカビだらけになっており、カビキラーを買いたいと言っていた。今後の予定を決めるため、Oと通話。なんやかんやあったのち、八甲田の黄瀬川に行くことにした。その後就寝。

 

9/8

 起きたら昼。ラーメン屋に行った。まあ普通だった。その後、恒例の富士大学リサイクル本漁り。帰った後Sは昼寝して、自分はだらだらした。ちょうどこの日じゃんたまで雀傑1に上がったスクショが残っていた。あとは青森りんご協会か何かが作ったりんご検定超上級とかいうクイズをクリア。100問で間違えるたびに最初に戻される鬼畜仕様だった。さらにこの日復活したとわなながサービス開始したので、さっそく始める。どうでもいい一日と思わせておいて、やたらコンテンツのある日だった。

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 そうこうしているうちに、Oが北上で車を借りてやってきた。家に入ってくるなりかび臭いと言っていたが、なかなか鋭いやつだ。それとも、自分が鈍感なのだろうか。

 せっかく車があるので、鉛温泉に行った。日本で一番深い浴槽があることで有名。JR東管内だとポスターがやたら貼っているので割と著名と思われる。まあ深いなあという以上の感想はなかった。あとは思ったより広かったくらいか。幸い湯温はそこまでなので、熱くてすぐに出るということにはならない。この後大沢温泉の食堂で晩飯を食って帰宅。

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 9/9

 この日は移動なので、午前に起床。準備をして、昼前に出発した。昼は盛岡のヤマトで冷麺。誰一人肉は焼かなかった。その後、直売所でりんごを調達したり、大湯の環状列石に寄ったりしつつ、青森に移動。環状列石ではいろいろ面白いことがあったのだが、本筋から外れるので書かない。

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 なんかやけに時間がかかっているなと思いつつ、17時過ぎに十和田湖に到着。ちょっと散歩した。高村の像を見ておしまい。その後、買い出しする場所がなかったので黒石に出て、マックスバリュで買ったのち近くの焼肉屋で今度こそ肉を焼き、オレンジハートに行って、田舎館の道の駅で就寝。猿倉温泉f:id:snwchkrn:20220323155407j:plain

 

 9/10

 起きて移動。猿倉温泉に車を停めて、そこからバスで移動して入渓した。道中、どちらでも行けると思われた2択を外し、工事中の場所で止められたので、分岐まで車で送ってもらうなどした。1時間ロス。

 改めて分岐を逆方向に入り、仕切り直し。尾根に上がるめんどくさい側の道に入る。尾根に上がってしばらく歩いたところで分岐から松見の滝へ。ここは名前が付いているだけあり立派だった。2段の滝で、写真だと2段目が隠れるのでちょっと微妙な写りではある。2段目も意外と傾斜が緩そうなので、頑張れば直登できそうでもある。真下から見ていないが…。そのうち工事でここまで行けるようになるのだろうか。

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 いったん尾根まで戻り、そこから滝上に降下。初日はほとんど河原で、正直それほど面白くなかった。天気がこの後微妙になったというのもある。巻きは一切なくて、基本的に直登。長根沢出合でストップし、だらだらと焚き火をした。久々の焚き火、この時間が一番幸せである。やはり年に数回は自然火を眺めたほうが良い。

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9/11

 5時に起きて、焚き火を熾し直す。だらだらしていたら、出発が7時になった。

 この日はゴルジュからスタート。一応核心ということだが、ザイルが必要な箇所は特になく、地形図ほどの厳しさはない。どれも直登で、楽しく登っていける。途中、発達した柱状節理が登場して、ここはかなりインパクトがあった。

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 ゴルジュを抜けると白神山地のような雰囲気になる。具体的に書けば、両岸は急峻だが川床は広くて平らな河原、という感じだ。まあ写真を見たほうが早い。天気も良く、かなり快適だった。雰囲気は良いが、沢として面白くはないのでこの辺りはまあ好みか。

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 最後は細い流れになって、湿地帯源流の沢特有のやたらぐねぐねして藪に覆われて訳が分からん状態になる。めんどくせえなと思いながらがさがさやっていると、突然視界が広がって池が広がった。水源の黄瀬沼で、結構きれいなところだ。何より人がいないのが良い。

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 ここからひどいと聞く廃道を抜けて、峠まで出る。が、予想していたほどひどくはなかった。確かに、登山道だと思えばひどいもいいところだが、藪漕ぎだと思えば楽もいいところである。まあ気持ちの持ちようか。峠には立ち入るなというかのようにロープが張ってあり、悪路ひどいと書かれた黄瀬沼への案内看板が打ち捨てられていた。

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 ここから登山道を猿倉温泉へと下山。登山道と思っていたが、たぶん元林道だろう。勾配はかなり緩いし道幅は広い。そのせいで道がかなり水没していたが…。ここに登山道で来ると泣くことになる。おそらく黄瀬沼の観光開発を考えていたのだろう。膝のことをかなり不安に思っていたのだが、これだけ楽な道だったおかげで膝に違和感が出てきたくらいで下山できた。

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 せっかく猿倉温泉に下山したのだが、ここでは温泉に入らず酸ヶ湯に行った。Sが前行ってかなり良い印象を持っていたためだが、どうやら思い違いだったようである。知名度があるだけあって異常に人が多く、少なくとも自分は微妙だと思った。すべての面において、玉川温泉が上位互換だと思う。唯一良いところは手拭いが付いてくることくらいだろうか…(その代わり1000円だが)。今度近くに来たら、その時は他の温泉にしたい。付近は興味があるところがいくつもある。

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 十和田にあった謎の個人経営の店で鍋食べ放題で打ち上げ。1700円というバグった価格だったので良かった。トライアルでカビキラーを買って、Sの家に帰った。

 

9/11

 最終日。朝に起きて、時間がまだあったので大沢温泉に行った。温泉が広いので、個人的には鉛温泉より酸ヶ湯より好みである。ここは昼間に来たほうが良い。

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 戻り際に、マルカンの食堂で昼飯にした。今回はマルカンラーメンとアイス。その後、1階の物販でみんなで謎のTシャツを買った。仲良しかよ。協調という言葉が存在しない我々がこんなことになったのは有史以来初めてであろう。その後、道の駅でりんごを調達してから帰宅。Sはさっそく着替えていた。

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 これですべてが終了した。荷物を回収して、北上に車を返し、新幹線で帰宅した。翌日からいきなり仕事であった。

 

 総括としては、総じてうまくいったのではなかろうか。期間の限られた夏休みという点では、余すところなく楽しめたと思う。やはり夏は仕事なんかしている場合ではないな、という印象がある。こいつは夏いないなと思われるくらいがちょうどよさそうである。別界隈で旅行をつなげるというのは若干綱渡りなところもあり、今回は特に後半の沢のせいで荷物が重かったりしたところは若干反省点ではある。膝の具合を考えると荷物は普段から軽くしないといけないというのが情けない。膝を治したいと毎秒思っているが、医者にも行かなければ安静にもしないので、治る気配はない。

 

 

〇えいなな

 上の方でも書いたが、20年4月にサ終した永遠の七日が装い新たに帰ってきた。別に装い新たに放置ゲーになってもらわなくても良かったのだが…。というわけで、久々にサ終の気配がないゲームを新しく始めたことになる。が、やはり放置ゲーなので対してやることはない。にもかかわらず、数か月でやる気をなくした。やはりメインストーリーの追加が無いとやる気にならない。今後もそんな感じで、アプリ自体は消さずにおいておこうと思う。

 ちなみに本家だが、実名認証のところで失敗して、今は入れなくなっている。なぜかわからないが、ロボットでないことの証明的なやつでよくある画像選択のやつがどうあがいても失敗する。こうなると解決方法もわからないので、匙を投げてしまった。本当はこちらの方が続けておきたかったのだが…。

 

 

 9月は旅行の印象しかないので、それ以外何をやっていたか全く記憶が無い。たぶん、それ以外は普通に労働していたと思われる。しかし本当はこれくらいの旅行を毎月できればベストなのだが…。