焚き付け

主に日記を書く

シネマとコーヒー

 5月。少しずつ縮めている気がしつつも一向に縮まっていない。困った話である。5月は意味の分からないことになぜか労働が忙しかった記憶がある。

 

○ドライブ九州

 GWの話。厳密には4月のうちから話は始まっている。

 もともと、5/2-5で九州に行くことが決まっていたのだが、それまで暇だなと思いドライブでもできないかと匂わせていたところ、30日の18時に四国行くかと言う話が出てきたので、参加することにした。

 時間がないので晩飯も食べずに急いで新幹線に飛び乗って終電か1本前かで京都に出た。合流してここから淡路島経由で徳島へ。競艇場の横にあるうずしお食堂とかいうところが朝からやっていたので、そこで食べた。本当は朝定食を食べたかったのだが、コロナの影響で消えていた。仕方なく鳴門うどんを食う。うわさに聞いていた通り、貧相なうどんだった(けなしているわけではない)。

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 まず、阿波国の一宮である大麻比古神社へ。天気が良く広々した場所で、木が全部でかくて非常に良いところであった。謎のドイツ人が造ったアーチ橋などもあった。第一次対戦の捕虜か何かだっただろうか、忘れた。その後近くにあるドイツ館的なところも寄ったが、閉館していた。さらにそこから山の上に見えていた塔に興味があったのだが、到達方法が不明なので諦めた。  続いて、88箇所の1番霊場である霊山寺へ。1番だけあって、結構大きなところで人も多かった。寺本体よりも、池のやたらでかい鯉や駐車場に放置された謎の石像たちの方が興味を引いた。sが鯉の餌を買おうとして、鯉が太るから子供以外には売らんと拒否されていた。順当な話である。

 さらに吉野川沿いに西進して、土柱とかいうところに寄った。正直蓬莱峡の方がすごいと思うのだが、まあ言わないでおこう。同行者たちは割と高評価していた。ここで誰かが何か(ゴールデンハンマーだったか)を社内にこぼしてえらいことになっていた記憶がある。  脇町のあたりから北上し、香川へ。ここからうどんを4軒くらい食った。毎度のことなのであまり感想はない。最後の店が讃岐とは思えない腰のない麺だった。毎度のことながら、うどんを大量に食うとものすごく喉が渇き、うどんの塩分の濃さを実感する。絶対に短時間で4杯も食うべきではない。次行っても多分食うのだが。

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 讃岐の一宮、田村神社に行く。これはうどんを食っている合間の話だが、もはや何件目と何件目の間とか覚えていないのでここに書く。この神社はかなりのエンタメ系で、もはや珍スポットのレベルだった。回転する十二支の像がたくさんあってゼルダみたいに向きをそろえて遊んでみたり、桃太郎の像に謎のおばさんがいたり(神様だったはずだが、一緒にいる由緒などすべて忘れた)、とにかくエンタメ系としては最高峰である。街中でアクセスも良いのでお勧めしたい。

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 思いつき行動のせいでやることがなくなったので、金毘羅山に行くことにした。自分は行ったことが無かったので大歓迎だ。適当に近くの公園にある無料駐車場に停めて、階段を歩いた。もう4時を過ぎていたのだが結構人出は多い。上まで行くが、奥の院に行こうとして警備員にもう遅いから無理と阻止されたので、そのまま降りて帰ってきた。神社自体というよりも、航海安全の奉納グッズ達が見ていて非常に面白かった記憶がある。この後まだ日の入りまで多少時間があったので、善通寺にも行った。

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 徐々にメンバーのやる気が無くなってきたため、翌朝広島まで行って折り返すことになった。瀬戸大橋を渡るためとりあえず坂出に出て、びんび三昧という回転寿司屋に入った。この店にした理由は、ホームページに活き活き創造企業と書いてあって面白かったからである。結果論だが非常に良い店だったので、米子の北海道と並ぶドライブ目的地になってほしい。というか、いい加減香川でうどん以外食ってはいけないという呪縛から解放されるべきである。

 瀬戸大橋を渡って、とりあえず水島の夜景を眺める。騒がしいやつらがいっぱいいたので展望台の印象は悪い。その後下って間近で車窓観光もしつつ、通過した。この後福山でスーパー銭湯に入り、広島の半田屋で夜を明かしたのち朝飯を食って自分は車を降りた。

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 この日は夜までに博多に行けばよいので、行動は何も考えていない。とりあえず適当に散歩することにした。川沿いに平和記念公園まで歩き、紙屋町へ。ここで博多行きのバスを見てみると、ちょうど良い時間に発車することが分かった。あまりにタイミングが良いので乗ってしまうことにする。が、ここからバスセンターへの道中で迷子になり、結局時間ギリギリになった。どの程度ギリギリかというと、予約発券の時間すらなく直接バス停で運転手と相談したレベルである。直前の予約すらなしに高速バスに乗ったのは初めてだ。バスは結構混んでいたのだが、幸い隣の人がなぜかno showだったので快適だった。車内でひたすら寝て、博多へ。

 昼頃博多に着いた。降り際に直接運転手に料金を払う。例によってここでも何をやるか決めていないので、とりあえず地下鉄の1日乗車券を購入した。よくわからんままにとりあえず天神へ。やはり人が圧倒的に多い。なんとなくサンセルコに行きたくなったのでそのまま歩いて行った。地下の変な店で昼でも食べようかと思ったのだが、残念ながら開いていなかったので近くのラーメン屋になった。なんとも普通だった記憶がある。サンセルコは全体的な雰囲気が古くて良い。

 天気が微妙なので、駅メモの新駅回収をしつつ商業施設巡りをすることにした。行ったのは橋本の木の葉モールと野芥のイオン。木の葉モールは地下鉄の終端駅とは思えないほどの盛況ぶりでびっくりした。イオンに関しては大したコメントはないが、ダイエーの什器が使われていた。

 晴れてきたので、博多に戻って住吉神社に行った。たしか一宮だったと思うが、静かな場所だった。が、博多のど真ん中にこういう場所があるのは良い。続いて地下鉄で大濠公園に出て、公園を一周して城を見た。城の眺望がまあまあ良い。最後に大濠公園のオールドミスドで時間を潰してから空港へpを迎えに行った。

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 空港でpと合流し、車を借りる。nはこの後久留米の宿で直接合流の予定である。晩飯はすぐ近くのひらおで食べようとしていたのだが、ありえないほど混んでいたので近くのミスタージョージになった。ハンバーグが10秒で出てきてびっくりする。回転率重視のハンバーグ屋なんて初めて見た。この後宿を一軒隣と間違えるトラブルもあったが、無事nとも合流し、この日は終了。

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 2日目。正直移動履歴をあまり覚えていないのだが、この日は阿蘇に行った。3月にも来たししょっちゅう来ている気がする。せっかくなので今まで行ったことのない大観峰に行ってみたら、とんでもない人の量で心底嫌な気持ちになった。あまりにひどかったので写真1枚撮っていない。阿蘇にはいくらでも景色の良い場所があるので、こんなところで大量の人波に揉まれることはない。下に降りてそのへんの店で高菜飯とだご汁を食べた。

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 午後は仙酔峡のロープウェー跡に行って、そのへんをぐるっと回った。ここも人は多いが、かなりばらけるので大丈夫だ。やはり景色が良い。確か小6の時に来ているのだが、特に景色は思い出せなかった。大雨だったような気もする。ちなみにその時は阿蘇の青年の家で泊まり、入所式的なのでしゃべらされた記憶がある。その後は牧場でアイスを食いながら馬やらアルパカやらに雑草を食わせたり、上色見熊野座神社に行ったりどこかの湧水を見に行ったりした。そんな感じで午後は結構充実した。

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 日も暮れてきたので熊本方面に抜けつつ、蜂来饅頭を食いながら復活した阿蘇長楊大橋を見物し、赤水のあたりにある巨大な温泉に入った。温泉は巨大な上に休憩場所もやたら充実していてよかった。晩飯を大津の焼肉ウエスト(ウエストの焼肉業態)で食べて、大津の宿に泊まった。道の駅で200円で買ったいちごがおいしい。

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 3日目。この日は天草に行った。その前に、宿の朝食が非常に充実していた。簡単なバイキングなのだが、なぜか次から次へと新しいメニューが登場する。どうも宿が近所の高校か何かの寮も兼ねているようで、そこで出している食事を大量に作って余りを回しているのだろうか。いずれにせよ非常に良かった。

 まず三角東港に行った。あまり知らなかったのだが、代表的な近代港らしい。石畳の港に洋館が建っていたり、いかにも近代感がある。奥にあった謎の裁判所跡で裁判ごっこをやったりもした。

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 一通り見終えて、天草に向かう。目的地は上天草にあるミスターバーガーというハンバーガー屋なのだが、バーガーはおやつにしようということで、とりあえず適当にドライブした。が、本島まで行ってしまうときりがないので、その辺をうろうろするにとどまる。朝から全然腹が減っていないのだが、昼飯はせっかくなので海鮮を食べた。地ダコやカワハギなどが入って結構量もあって1000円だったので良かった。いや量は求めていないのだが。

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 15時前にいよいよミスターバーガーに行った。まさに昭和の香りが残る店。内装も値段も昭和。客もかなりの頻度で訪れており、観光客っぽい人もちらちらいる。注文してから目の前でバンズを焼くので15分くらいかかるのだが、非常に良い。機会があればまた来たい。

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 これで天草は終わり、一直線に福岡まで戻った。大宰府のベストマートだけ寄って、博多の宿へ。キャナルシティの近くの割とよさげな宿だった記憶がある。ほとんど腹も減らないので、中洲のあたりの一番安いラーメン屋で食べた。隣にいた中学生くらいの兄妹にさらに隣にいた客がおごってやっていた。いい風景ではあるが、なんでこんな時間に二人でラーメン屋にとか詮索するのはよしておく。腹ごなしに櫛田神社やら散歩して、就寝。翌朝ジェットスターで成田に戻り、なぜか八千代かどこかでカラオケに行ってから帰った。なぜか全然記憶に残っていないが、写真を見返すとまあまあ良い旅行だったように見える。

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○高尾山

 金曜日の労働の後、突如思い立って実行した。終電で高尾まで出て、そこから陣馬の方に縦走しつつ朝になったら適当な駅に下山するプラン。場所は始発くらいで戻れそうなところという条件で適当に決めた。

 終電の1本早い電車で高尾に向かった。ここから高尾山口まで歩く。道中に基準水準点があるのだが、真っ暗な上におそらく京王の敷地内だったので視認できなかった。基準水準点は学校など侵入できないところにあるものが多々あって良くない。

 高尾山口で、スマホライトで頑張って照らして観光案内地図を確認する。見たところ何本も道があるようだが、適当に歩けばメインの道だろうと思って適当にした。ひたすら坂の車道だったが、実際これがメインの道だろう。早々にヘッドライトの電池がお亡くなりになったのでスマホライトで照らしながら電池交換に悪戦苦闘していると、後ろから人が通り過ぎて行った。この時間でも普通に人いるな。山上までひたすらつまらない道だったが、かなりの数の人と出くわした。もはや深夜トレーニングコースなのだろうか。

 適当に歩いていたら寺をスルーしてしまった。なんか病院の中庭のような不気味なところを抜けて山頂へ。なぜか五輪モニュメントがあった。少し前にスマホを替えたのだが、夜景が比較的取りやすくなったかわりにめちゃくちゃぶれる。この時はこのことに気付いていなかったので、撮った写真はどいつもこいつも妖力が暴走している。

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 山上から陣馬方面に歩き出そうとすると、ちょうど目の前を同じ道を行く人がいた。これは楽だと思い、ついていくことにした。が、かなり速い。自分もかなり速い方だと思うが、普通に置いて行かれてしまった。仕方なく一人で奇声を上げながら(暇なので)進む。相当整備された登山道なので、初めてかつ夜中だろうと全く問題はなかった。

 山上から1時間15分ほどで景信山に到着。ここはやや景色が良かった。先を歩いていた人が休んでいた。こちらも15分くらい休むが、まだ休んでいたので先に出発した。

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 さらにコメントの必要すら感じない普通の登山道を進むこと2時間余りで陣馬山に到着。ちょうど朝日が昇るところだった。もともと日の出の時間に合わせて到着を意識していたのでそこは想定通りだが、肝心の日の出の時間が想定より早かったので最後の方はかなり走ることになった。空はとてもきれいで、適当に思い立って来たにしては良すぎるくらいだ。朝日に照らされた雲の陰翳が素晴らしい。

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 ここから藤野駅に向かって下山した。が、ここで先月の三つ峠で感じた膝の違和感が再発し、かなり痛んだので相当時間がかかってしまった。ランナー膝ではないかと思っており、これを書いている今もおそらく治っていないのだが、完全なセルフジャッジで特に病院には行っていない。今まで何回かの経験上、下りでのみ発生し、下りで発生するとその後平地でも痛くなること、その後寝て起きたあとが一番ひどいことが分かっている。

 藤野駅の始発の次くらいに乗り、最寄り駅の松のやで朝定食の親子丼を食って家に帰って寝た。

 余談だが、このとき初めてYAMAPを使ってみた。かなりいいアプリだと思う。近くにいた人なんかも出るのだが、先行していた人の記録が上がっていたので確認したところ、後ろからずっと追いかけてきて怖いと書かれていた。意外と離れていなかったようである。奇声が聞こえていたのだろうか…。

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○釣り

 大学の友人iから釣りに行こうと誘いがあったので行ってきた。卒業してから初めて会うことになる。場所については様々検討した結果、iの実績がある南房総になった。

 昼前に久里浜で集合。iは何も変わっておらず安心した。バスとフェリーで浜金谷に向かう。このフェリーしょっちゅう乗ってるな。

 船を降りてみると、かなり風が強い。最初フェリーターミナルの駐車場のテトラで釣ろうとしていたのだが、波が打ち上げてくるので話にならない。いろいろ付近を歩いてみた結果、一番マシだった南の漁港外向きのテトラでやることにした。なかなかつれる気配がないわ霧雨が降ってきて寒いわでテンション激下がりであったが、なんとか1匹目のガシラをゲット。そこからiが防寒具を買いに行ったりなんやかんやしつつ、合計で自分がガシラ1とリリース数匹、iがソイっぽいやつ2匹だった。千葉まで来た割に微妙な釣果だが、まあとりあえずでこんなもんだろう。5時半か6時かごろの船で帰った。炊き込みと刺身にしたが、刺身にやや臭みがあった。

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○野生少女

 久々の終末ソシャゲコーナー。が、ちょっともう記憶が無くなりつつあって正直まともにレビューできないのだが、一応書くだけ書く。

 全体の構想としては、けものフレンズにインスパイアされたんだろうなという印象。記憶のない主人公が動物を擬人化したようなキャラクターたちと出会い、主人公はなぜか彼女らを強化する能力があってそのおかげで敵を倒すことに成功する。彼女らの古文書にある伝説の救世主なのではないかという話もありつつ以降行動を共にするという感じ。っていうかここだけだととわななと瓜二つだな。世界自体はポストアポカリプスという感じで、彼女らは敵の襲撃におびえながら旧世界の遺産であろうシェルターに身を縮めて暮らしている。そこに主人公が現れるが、それと合わせるかのようになぜかモンスターも狂暴化し、もうここは長く持たないからと彼女らは移住しようとする…。この先は進んでいないので分からん。

 システムとしてはよくある戦闘ステージ→物語が進展という形式で、戦闘はコマンドバトル。特に特徴がなく、印象が残っていない。

 けものフレンズのパクリじゃねえかというのはさておき、設定自体は割と魅力的だったのではと思う。あとキャラもかわいい。が、それだけだとやっぱり厳しいよね、という印象。やはり今のコンテンツ業界明確な強みが無いと厳しいように見える。

 記憶が無くてこれ以上レビューできないので、スクショをたくさん貼ってごまかす。

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 その他やったこととして、久々にボウリングをやった。ラウンドワンの朝活的なやつで、2000円くらいで追い出されるまでできる。ここで30ゲームやったおかげでだいぶボウリングが分かった気がする。最初60とかだったのが最後の方は120くらいまで上がった。が、30ゲームもやると腕が死ぬのであまりやり過ぎないほうが良い。

 

 いつの間にか10月も半ばになってしまった。このままでは一生追いつかない。主な原因として、他の旅行記を書いていたというのがある。これは大事なものを早いうちに書こうという思想でこれ自体は良いと思うのだが、ますますこの辺りが圧迫される。とりあえず対策として、もっと簡潔に行こうと思う。特に旅行記については、単独のもの以外はあっさり目で良いかという気がしている。単独のものは考えていることも多いので、これについては独立記事、あとは長期旅行も独立記事という感じか。