焚き付け

主に日記を書く

灌木を見上げて

 一年が終わる。いやもう終わった。

 

太陽が大体同じ位置にあることを理解出来るので一日という区切りは分かりやすいし日常的に用いるが、地球と太陽の位置関係がまた大体同じになったことなど自分には理解できないので、あまり一年という概念に興味がない。農業でもやれば分かるようになるだろうか。とにかく、今はさっきの続きと考える方が好みである。

 

 

 

 

 

 ラボで忘年会があった。同級生が自分だけの過疎ラボ所属の身として当然仕切らねばならない。なんとなく鍋を作ったが、普通にしていただけで何故か教員に褒められた。これは明らかに今まで評価を下げ続けていた反動である。下がり過ぎたハードルは地中に埋まり、こちらが地面を掘る愚を犯さない限りは何事もなく越えられるようになってしまった。しかし最後の最後にまともなことをして評価を戻すことにメリットはなく、そこには再び地上に蘇ったハードルを怨みのこもった目で見る後輩が存在するのみである。

16日が流星群の極大の翌日ということで、部活の後輩たちと大文字山に登って見てきた。こういう時しか行かない場所だが、行けばやはりそれなりに良いものである。今回ヘッドライトを忘れた上にスマホの電源が死んだので途中から真っ暗な中登ることになったが、非常に危ない。我々の平衡感覚の多くを視覚に頼っていることを感じられる。それはそうと最近忘れ物が多く、気が緩んでいる証拠なのでもう少し真面目に生きる必要がある。 f:id:snwchkrn:20190103203209j:plain 最近ラボに行ってもあまり研究が進まない。これはおそらく至近の目標がないからであり、その点で言えば僕は博士に進むのは向いていないのだろう。一向に研究する気にならないので、ラボに押し付けられた大量のキウイを使ってジャムを作るなどしていた。しかし研究するよりジャムを作る方が人生において有用であり、今回ジャムを作ったことで得た学びは多い。なお作ったジャムは消費する当てがなく、今も冷蔵庫に眠っている。 後は26から30で東に旅行したので、これは独立した記録としてまとめる。この記録に加えてトライナリーの感想その2や別の終末ソシャゲレビューなど下書きが溜まってきた。が、現実が忙しくなってきておりなかなか時間を作りにくい。ともあれ少しずつ書き進めるつもりでいる。