2020年も後半らしい。試しに6か月前のことを思い出してみようと思ったが、何も思い出せなかった。
時間の流れの速さというものがある。この1週間は早かった、とか、いつまでも終わらない90分、とか。一般的に楽しい時間は早く過ぎ、苦痛な時間は進みが遅いというやつだ。あるいはそれぞれ忙しい、暇な、と置き換えられることもある。自分もよくこういう会話をするわけだが、毎回今週は早かったなどと口にするたびに、その後で内心実はむしろ遅かったんじゃないかなどと思っている。どうして反対の気持ちが毎回出てくるのかと思ったが、多分正解を知ったことによる反発のようなものだろうか。
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