焚き付け

主に日記を書く

しゃくとりむし

 ようやくこの日記内時間が2023年になった。1、2、3月分をセットにする。47heroinesをやっていたのもこの月である(過去記事)。

 

〇年始

 恒例行事となりつつある、友人と六甲で初日の出を見た。この年は甲山の奥の観音山で見た。アクセスが良いので人が結構いる。初日の出自体は結構きれいであった。

 2日は高校の同期と大阪市内に初詣に。昼に解散のあと、そういえばちゃんと回ったことがないなと思い天六に行ったりした。3日はおとなしく過ごし、4日に18で帰宅した。道中静岡でみかんを買おうとするも、店が開いておらず空振った記憶がある。

 

〇年始東北

 最近は18きっぷ使い切りを兼ねて1月の初めに北に行くのがブームなので、この年も行った。

 冬であまり動き回りにくいというのもあり、基本的には温泉がメインコンテンツになる。ということで、初日は花巻の台温泉に二食付きで8000円くらいだったかのところがありそこを予約した。花巻は遠いので、初日はほぼ移動。早朝に出ていつも通り仙台東口の半田屋で昼飯、さらに北上して17時前に花巻へ。微妙に時間があったので、マルカンでアイスを食べてからバスで向かった。宿は結構立派なところで食事も美味しく満足。温泉で温まった体を散歩して冷やすのが楽しい。温泉街というほどでもなく山が連なっているだけなのだが、木造建築と雪の相性がたいへん良いところであった。

 翌日は花巻と平泉(地味に初めて)を歩いてから鳴子温泉の宿へ。途中一ノ関の駅に無料おみくじがあったので開封すると、「あなた史上最高の大吉 願望:すべていうまくいく」などと書かれていた。威勢の良い話である。平泉は珍しくお金を払って中尊寺金色堂に入ったが、わざわざ金を払うほどではないな…という印象。どちらかと言うと毛越寺とかの方が良い。宿は東鳴子の高友旅館で、温泉マニアには比較的有名なところ。宿のボロさに定評があるため、近くの焼肉屋に入ってその宿に泊まっていると述べたところ変態だなどと罵倒された。なおこの焼肉屋も有名店で、フォロワーから久々にリプライを送られるなどした。温泉も大概ボロいが、湯は本物。広い風呂の奥のプール風呂と手前の湯を交互浴するのが良い。

 翌日は鳴子温泉岩出山周辺を散歩して、その後はほぼ帰るだけ。宮城とは言え鳴子は遠いのだ。岩出山は思ったほど大したことがなかった。有備館に入らずにこんなことを言うのもなんだが…。恒例の仙台30分乗り換えではいつもの半田屋ではなく、朝市のいたがきに行って果物を買って帰った。品揃えとしてもそれなりに珍しいものもあるし、これはこれで悪くない。と、東北本線が人身か何かでお亡くなりになっていたので、久々に常磐線で帰宅した。いわきの駅前がいつの間にか発展しておりビビる。

 

〇okinawa

 2月に入ってpと沖縄本島に行った。何が目的だったのかは全く覚えていない。多分どちらかがtwitterで暇だと言ったのでちょっかいをかけてなんだかんだ出かけることになり、適当に行先を探したら沖縄が意外と安かった、というノリと思われる。

 そんな感じで特に大したことは考えていなかったので、適当に巡った。到着してまずは桜坂のあたりの金壺食堂へ。ここは精進料理食べ放題という意味不明な概念を頼私うことができる(かつ安いしうまい)。その後は首里城近くのローソン(日本一駐車料金が高い)とか小ネタを拾いつつ、夕方からレンタカー。中城モールの家具屋とか、アメリカンビレッジとか適当に観光。晩飯はミセスマーコ。宿はもはやどこだったか全く覚えていない…。

 翌日は高校の同級生であり現在はこちらで暮らしているsと昼飯を食う約束をしていた。なお、昔pも自分と一緒にsの家に泊まったことがあるため、両者も面識がある。朝はそれまでベトナム通りの闇市へ。非常に闇市という雰囲気があって良かった。なお車で通るのに大変精神をすり減らす。あとは伊計島のN高等学校本校など、これまた小ネタ潰し。余談だが、こういう通信制学校の登記上の本校が沖縄にあるというパターンが結構ある。それからsと合流し、北谷近くのアメリカ式寿司屋へ入店。地味にこういうアメリカンな寿司って沖縄以外で食べられないので、これは立派な沖縄観光である。ドラゴンロール(うなぎ+アボカド)や秋田巻き(いぶりがっこ+チーズ)などが食された。その後那覇に戻ってpは離脱。自分はもう少し観光してから帰った。帰りのピーチで自分の席のオーバーブッキングが発生して巻き込まれたが、幸い問題なく帰ることができた。これが最終便でなければ振替を受け入れたのだが…。

 

〇IZU

 同僚に誘われて伊豆に行ってきた。目的は大室山の山焼きだったのだが、当日強風だったので延期になった。が、延期の日程は開いていなかったので、予定は変更せず向かうことに。伊豆高原から現地まではレンタサイクルで。リフトに乗って普通に全く焼けていない山を眺めた。神事とかのセレモニーだけは延期するわけにいかないのか横でやっていたようである。その後適当な店でキンメダイを食い、伊東で銭湯に入って帰宅した。同僚氏は普段一緒に旅行する人々と違って比較的まともな金銭感覚をお持ちのため、それなりにぜいたくな旅行になった。自分一人ではどうしてもこういうことができないので、これはこれでなかなかよかろう。

 

カーリング

 沖縄に行く前に北見でカーリングをしたいという話をpとしたのが発端だったと思うのだが、京都で漬物石カーリングなる珍妙なイベントが開催されていたので行ってきた。参加者はpと京都のd。

 これ自体は日曜だったので、土曜は昼間の高速バスで多治見へ。あまり天気は良くなかったが、適当に散歩した。もう少し発展していると思っていたというのが正直な感想だ。焼き物の街ではあるのだが、工房も意外と少ない。市のPR施設にある謎の現代アート展示は良かった記憶がある。その後は電車で京都へ。地味に毎回スルーしている岐阜を少しだけ歩いた。逆にこちらは思っていたよりよっぽど良く、これまでスルーしていたことを申し訳なく思った。柳ケ瀬のアーケード群周辺の景観は大変良い。その後いつも通り大垣のラムーに寄り、彦根台湾料理を食い、京都の部室で寝た。

 翌日、朝に三条のラウンドワンで集合。このあとカーリングをするにもかかわらず、朝からボウリングをやった。自分だけめちゃくちゃヘタクソであった。相変わらず軌道が全く再現しない。昼飯を復活した木屋町バーガーキングで食べてから、京都駅に移動。梅小路公園の一角にスケートリンクが造成されており、そこでやる感じだ。結構にぎわっていて、壁沿いは隙間なくほぼ人が連なっている感じだ。とりあえずは慣れるためスケートをやる。自分だけ幼稚園以来とかだったのだが、意外とスキーの感覚に近く、少ししたら壁に触れずとも滑れるようになった。ということで、満を持してカーリングを申し込む。どうもやる場合は一角にカーリングゾーンを設置するようで、壁沿いが封鎖されたため他の客が壁を使えずあたふたしており大変申し訳ない気持ちになる。とは言えここまで来てやらないわけにもいかないので適当に遊んでみるが、壁沿いでやるということは壁に近いほど氷がよく削れているということで、普通にストーンが試合にならんレベルで曲がりまくった。とはいえそれなりに楽しめたのでまあ良し。申し訳なさからちょろっと遊んで撤収した。その後ラーメンストリートの東大で晩飯にして解散。今度は北見か秩父別で真のカーリングをしたい。

 

〇ガストライブ

 ここから3月になるが、3月は忙しかったのでほとんど何もしていない。そんな中、2回目のガストライブに行った。実際忙しかったので行くかどうか悩んだのだが、結局当日になって行くことを決めた。キャパに余裕のある箱(zepp横浜)で、当日でも席が空いているので良かった。ギリギリで入ったと思っていたが、普通にさらにあとから来た客もいたので、チキンレース力にもっと磨きをかける必要がある。このライブの名目はアトリエ25周年ということだったのだが、普通にサージュ(コードエテスウェイ)とトライナリー(ソラノキヲク)の曲もあり(アルトネはなかった…)。まあ今更感想も不要であろう。前半は旧作が多くだいたい知っている曲だったのだが、後半はライザなど知らん曲が多かった。どんどんついていけなくなっている。あとなぜか視界をやっている岸田メルがなぜか歌っていた。終わった後実は来ていたpと合流して横浜で晩飯を食った。

 

 なんと3月はこれしかまともに外出した記録がない。そんなに労働に勤しんでいたのか…。大変ショックである。1月と2月は他にも親が襲来したり京都に行ったりこまごましたイベントがあったのだが、省略する。旅行中も47heroinesを結構やっていたので、そちらの方が記憶に残っていたりもする。まあこんなもんか。

南洋にて

 11月と12月をセットにする。こまごましたものが多かった月であった。最近文章量が多いので、そんなに大層でない旅行はそれなりにあっさり目に進めようと思う。

 

〇買い付け その1

 11月の初めに沼田に行った。11月になるとりんご産地はだんだんふじ一色になってくるので新しい品種を探すならこれくらいが限度になるのだが、果たして数種類初めて食べる品種に出会うことができた。以前まとめた記事がある。

 到着して、まずは地味に昼間に訪問したことのない沼田城を散策する。が、公園になっていてよくわからない。なんかイケメン等身大パネルがたくさんあった記憶がある。適当にうろうろして撤退。

 沼田のりんご産地は結構奥の方にある。最初はインター近くのりんご園から始めてだんだん奥の方へ。群馬は比較的暖かく着色が悪いからか、他地域であまり見ない品種が多い。あかぎなど前にレビューした数品種を購入。

 ある程度見たところでなんとなく川場村まで歩いて行った。道中、適当な飯屋に入り、300円の経済ラーメンとかいう経済的なものを食べた。素ラーメンかと思っていたが、ネギは入っており若干良心的である。川場はどこに何があるのかよく分からなかったので適当に中心っぽいところまで。道の駅がすごい人だったのだが、何がここに人を引き寄せているのか全く分からなかった記憶がある。アイス屋でアイスを食べて、釣り堀を上から眺めて折り返し。最後は白沢の道の駅の中にある温泉に入り、バスで沼田に戻った。よく晴れて爽やかだったが、風が強くちょっと埃っぽい一日であった。


〇買い出し その2

 今度は翌週に長野へ。今回の目的地は飯綱。大産地で、かつての三水村は品質においても知られるところである。

 と言いつつ、初日は湯田中へ。長野電鉄のバスも有効なフリー切符を買って、米子不動や小布施などを適当に巡る。前は渋に泊まったので今回は湯田中に。まるか旅館という最も安いところだったが、増築を重ねた魔改造建築で楽しいところだった。外湯は大湯だけ入浴可能。ぬる湯ですら43℃くらいあり、あつ湯の方はつま先しか入れなかった。夏油の大湯とかも大概だったが一瞬浸かるくらいはできたので、今まで経験した中で一番熱かったと思う。

 翌日は飯綱へ。中野からひたすら歩いても良かったのだが、フリー切符もあるので一旦本郷に出てからバスで牟礼に出て、歩いて三水に向かう。着いてからはひたすらうろうろ。天気も良く高原らしい空気感で非常に良い。昼はクッキングアップルを売っている古民家カフェで食べた。夕方にまた長野にバスで戻り、途中で逸れて若槻温泉に行った。景色が良く、ぬる湯で長居できて良いところであった。バスで長野まで降り、権堂の近くのラーメン屋で夕食。非常に趣ある店だったが、横の会社員二人組の上司と思われる方が部下と思われる方に店主の発言の受け売りをさも自分の意見のように尊大に語っていて非常にしょうもなかった記憶がある。その後高速バスで帰京。

 実は少し続きがある。この日は東京エクストリームウォークの開催日で、友人3人が参加していた。東京に戻ってくると、一人はリタイアしたが二人がちょうど川崎を過ぎたあたりを歩いていることが分かったので、応援しに行くことにした。連絡を取って大森のあたりで合流し、一緒に歩いた。ちょうど5年前のガストライブが終わった後羽田まで歩いた道と同じで懐かしい。買ったりんごが多く荷物が10kg以上はあったのでそこそこ大変だったが、有明まで一緒に歩いてゴールを見届けた。あのイベントは歩くだけなのに参加費が高くて自分は全くやろうと思わなかったのだが、もし参加したとして果たしてゴールできただろうか。ガルラジのスタンプラリーで坂道が多かったとはいえ60km歩いたときの感覚だと厳しい気がする。


〇栂

 久々に沢に行ってきた。南紀のT谷。木戸氏と新宮に行きたいという話をした折、なんだかんだ沢に行くことになった。面子は4人だった気がする。相変わらず入渓前はテンションが低く、こんなところに行かずに観光がしたいと文句を言う。ここに行くのも2回目だし、実際悪くはないのだがそんなに大した沢でもないので始終引き返そうぜと言いながら遡行した。前もそうだったが、烏帽子岩は怖くて秒で退散した。

 下山してから新宮の徐福寿司で昼飯。普通で良かった。あとは仲氷店に行ったり曙を確認して新宮川の河口を見たりしてから帰った。晩飯を台湾料理屋で食いながらコスタリカに敗北するさまを眺めた。翌日はなんとなく真如堂で紅葉を眺めてから帰宅。

 久々の沢なのでと言ってリハビリばかりやっていると面白くないので、やはり久々を厭わず少し気合の入った場所に行くことが必要であるように感じられる。

 

〇加賀

 ここから12月の話になる。どういう大義名分だったか思い出せないが、親族が集まって旅行することになった。自分だけ東京だったので適当に合流という形になる。

 東京から夜行バスで金沢に入った。本当は渋谷徳光の例の夜行に乗りたかったが、残念ながらやっておらず。早朝に到着してひがし茶屋町やら周辺を適当に散策。早朝で人が全然いなくて良い。まだほとんど始まっていない近江町市場を眺めて長町、にし茶屋町と回って野市へ。野市から北鉄で鶴来まで出た。北鉄に乗るのは実は初めてだと思われる。

 鶴来では白山比咋神社を見つつ適当に町など散策。そんなに人もいないのだが、北鉄はどうやって維持できているのだろうか。町は落ち着いていて良い。昼飯はTKGY(卵かけご飯焼き)とか言う謎のB級グルメを食べたが微妙だった記憶がある。

 合流するには中途半端な時間だったので、野々市のイオンに特に理由もなく寄ってから西金沢に戻り、電車で粟津へ。ここで拾ってもらい宿へ。宿は粟津温泉の法師で名前くらいは聞いたことのあるところだったが、そんなに大した宿ではなかった。

 翌日は21世紀美術館に行くが、とんでもない人出だったので常設展か無料で見れるところかだけ軽く見て回った。その後まいもん寿司で昼を食べて撤収。全体的にあまり記憶に残らない旅行であった。

 

〇京都x2

 年末なので帰省なのだが、なぜか2回帰った。1回目は龍門で飲み会があったため、どうせ18きっぷもあるしとそのためだけに京都へ。沼津で乗り継ぎが崩壊したので静岡までワープして結局余分な金を払ったりしながら京都に行き、アドスムムで登ってから龍門に行った。結局その日のうちに帰る。

 2回目は本当の帰省。当初18で帰るつもりだったのだが、近場に住んでいる友人が車で帰省するのに相乗りで行くことにした。おかげで夜のうちに移動し、一度実家に帰って仮眠。午後に京都に出てまたアドスムムで登り、今回は龍門が開いていなかったので別の中華料理屋へ。その後実家に帰っても仕方ないのでなんとなく奈良に行き、西大寺近くの自遊空間で宿泊。

 地味に奈良はあまり観光していない。行きたいところはたくさんあるのだが、とりあえず郡山へ。唐招提寺を外から観光した気になったり郡山城に行ったり金魚を眺めたりイオン巡りをしたり。昼は彩華で食べたが、こんなにニンニクが強かったっけ。なんとなく橿原まで出て、今井やアルルに寄ってから南大阪線回りで帰った。奈良はまだまだ行けていないことが分かった一日であった。今思えばもう一日いればよかったのだが、31日は家で何もせず新年を迎えた。

 

〇取るに足らぬ些事

 小ネタがいくつかある。適当に写真とひとことだけ。

・協賛チケットを入手したので明治神宮大会を見に行った。広陵の真鍋がホームランを打ったような打たなかったような記憶がある。

カタールW杯が始まった。ほぼ全試合観たと思う。ドイツ戦は会社の人と見て大盛り上がりした。

KTVに行った。要は中国のカラオケ。リブドル曲が1曲だけ入っていた。ガンダムの曲を入れたら背景がけいおんで面白かった。

 

 完全に1年以上遅れになってしまったが、こんな感じであっさり目に行けば盛り返せる気がする。諦めるより先に追いつきたい。

2023を眺める

 日記の方が遅れていることもあって、半リアルタイムな記事として一年の総ざらいをしておこうと思う。適当なテーマを複数設定して、それに関して適当に書く。24日に書き始めたが、どうせ18きっぷで帰省するので、その間に書いて実家に帰るまでに書き切ることを目標としたい。

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【りんご】甘い夢、やたか、はつ恋ぐりん、なかののきらめき(多分)

  2023年12月までに食べた4品種の記録。

 

===いつもの注意点===

・この記事は最近食べたりんごを品種ごとに感想をメモする記事。

・その品種に関する概要も簡単に書いておくが、いずれもネットで雑に調べたものなので信憑性のほどは不明。話半分で。

・りんごに限った話ではないが、味は品種による差以外にも個体の差、農園の差、産地の差、年ごとの差など様々な変動要素がある。同じところで買った数個の個体で品種を代表させて語るのは軽率であるという前提に留意する必要がある。

・一部、Brix(糖度)を測定している。帰宅前に食べたものはしていないし、持って帰っていてもめんどくさいのでしていないものもある。最近めんどくさいのでサボりがち。中国から輸入した安物の測定器で精度も不明なので、0.5度刻みで読むことにする。相対比較以外に用いるべきではないだろう。

・写真は背景重視で撮影している。見た目の記録という意味は薄く、むしろこの写真のためにやっていると言ってもいい。なお、必ずしも購入地で撮っているわけではない。

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〇甘い夢(なっぷるを含む自然交雑?)

 かなり新しい品種らしい。南信の農場で発見されて2017年に品種登録された模様。形容詞が入る珍しい名前だが、その名の通り強い甘みが特徴の夏りんごらしい。

 今回は8月6日に宇都宮のJAの産直で見つけた。聞いたことのない品種で、最初見た時これが本当に品種名なのかと思ったが、調べて新しい品種だと知った。4個入り430円は大きさを考えるとちょっと高いが、見たことないので迷わず購入。色付きがあまり良くなくさびが入るが、産地を考えると仕方ないか。色のついた部分はなかなかきれいなのだが…。

 味の方は、甘味はそれなりだが名前から期待したほどではなく、酸味はどこにも見当たらない。もう少し甘みが強ければいいのかもしれないが、ちょっと酸味がないので物足りない印象だ。一方、この時期にしては果実が硬いので、そこは好印象。個人的にはこの時期だともう少し酸味のあるシナノレッドの方が好みだが、あちらはそれなりに酸味が強めなので、住み分け的にはちょうど良いのかもしれない。写真は宇都宮市内で撮影。

 

〇やたか(ふじの枝変わり)

 ふじの早熟系枝変わり品種シリーズの一つ。ひょっとするとこれまでに食べたことのある早生ふじの中にもあったのかもしれないが、やたかと明示されていたのは今回が初めてだ。早生ふじとして売られる品種不明のやつはひろさきふじが多い(実際生産量は一番多いらしいが)というイメージを勝手に持っていたのだが、どうなのだろうか。

 今回は会津若松市の八百屋で購入した。お値段なんと3個で百円。ただし大きさはかなり小さく150gない程度だったと思う。この店は駅の近くにあったのだが、紅伊豆がひと房200円だったりと異常な価格設定だった。

 写真は伊豆大島で撮影。

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○はつ恋ぐりん(グラニースミス×レイ8)

 最近青森県が推してる品種たちの一角だと思う。かと言って関東で普通見かけることはないのだが…。親がグラニーであることからも推察できるが、酸味の強い品種だ。りんご研究所で育成された品種で、品種名としてはあおり27。ちなみに栽培はクラブ制なので誰でも販売できるわけではなく、流通量は当分増えないと思われる。

 今回は豊洲の仲卸から購入した。ばら売りで1個300円。ちょっと赤い箇所もあるが、濃い緑の縦縞が鮮やかでつやも良く、美しい見た目だ。大きさは250グラム程度だろうか。食べると確かに酸味は強めだが、これくらいなら全然食べられる範囲だ。結構美味しいと思う。酸味の強い品種の中には時々渋みが感じられたりするが、特にそういうのはない。そんなわけで食べるにもいいのだが、その辺で見かけられる日はなかなか来ないだろう。

 写真は河口湖にて撮影。

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○なかののきらめき(いろどり×王林)

 多分、と書いたのは理由があり、買った時のラベルに品種名が書いておらず推測のためである。上田の綿半で買ったのだが、見切り品コーナーにひっそりと半額(100円)で置かれていた。棚にはもうなかったので、おそらく売れ残りだろう。黄色の地肌にうっすらと果肉から浮き出るような赤っぽさがあり、赤肉品種ではないかと思い買って切ってみたら当たりだったというわけだ。前にムーンルージュのことを書いたがあれはもう少し赤色が強いのと、長野産ということでなかののきらめきだと推測する。ムーンルージュや炎舞と同じ中野の生産者が開発した赤肉品種シリーズの一角だ。

 味の方はやや酸味があるものの食べやすい。皮が薄いため皮ごと食べやすく、最初食べた時はなんとなく皮の裏からお菓子のような感じの甘さを感じたのだが、気のせいかもしれない。見切り品だったこともあり、水分が抜けて少しぼけ気味なのは残念ではある。

 写真は撮っていなかったのでカットした際のやつを。

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梅花の芳香

 10月の記録。日常のことは相変わらず何も覚えていないので、さっさと内容に入ろう。というか、日常の思ったこととかをもう少しメモに残すとかしていれば思い出して書けると思うので、残しておこうか。もっともこれがここに反映されるのはこの日記内時間で一年後ではあるが。思いついたことはすぐ消えてしまうので、なんとかメモに残しておければ有効だろう。

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